天神学園の問題児再来

先生無双

「あ、そうそう。今回の騒動の発端になった竜生九子…彼奴等もここに来る途中でシメておいたわ。これでお前達にチョッカイかける奴もおらんだろう。安心するがいいわ」

最後に言い残して去っていった臥龍。

竜生九子を懲らしめてくれたのは有り難いが、今回の騒動の発端は彼らではなく、がーさん貴方ですよ…。

「面倒な真似をしてくれたものだ」

肩の傷を再生させ、ヴラドが紗雪達のもとにやって来た。

「貴様らが勝手にほっつき歩くお陰で、俺も負わんでいい傷を負ってしまった。どうしてくれる」

「も、申し訳ないのじゃ、ヴラド先生…」

シュンとなる紗雪。

「で、でも!ヴラド先生が手傷を負わされたのは弱いからであって、私達のせいじゃないと思うんだけどっ!」

ほむらが余計な事を言って。

「ほぅ?」

ゴリッ、と。

マンイーターの銃口が蟀谷に押し付けられる。

「他に意見、感想、要望は?」

「あ、ありません…ご、ごめんなさいっ…」

口は慎もうね、ほむら。

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