天神学園の問題児再来
それを正座したまま引き笑いしていた龍馬の足に。

「あぐぎぎぎぎっ!」

ヴラドがブーツを履いたままの足を置く。

硬いブーツの踵で、もうゴリッゴリと。

ヴラドは龍鷺郎を担いだままだから、2人分の体重がかかっている。

「何を笑っている丹下、可笑しいか?」

「お、可笑しゅうないぜよっ…ヴラド先生、あ、足を!」

「足がどうした、痒いのか?掻いてやろう」

ブーツの爪先で、龍馬の足を引っ掻くヴラド。

「うぎぃぃいぃいぃいぃっ!」

ザッツ・リアル拷問。

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