あと一歩、届かない。【短編】
あと一歩、届かない。
「みーおーんー!!おーはーよー!!」
登校中。
何事かと振り返ると、仲の良い音瑠ちゃん。
「あ、音瑠ちゃん。おはよう」
「……テンション!」
?
「といいますと?」
わけがわからない。
すると、音瑠ちゃんは髪を振り乱し言った。
「テンション!が!低い!」
「ああ、ごめん。あと、怖いよ。髪を振り乱して怒るとか」
「うるさい!」
登校中。
何事かと振り返ると、仲の良い音瑠ちゃん。
「あ、音瑠ちゃん。おはよう」
「……テンション!」
?
「といいますと?」
わけがわからない。
すると、音瑠ちゃんは髪を振り乱し言った。
「テンション!が!低い!」
「ああ、ごめん。あと、怖いよ。髪を振り乱して怒るとか」
「うるさい!」