ℓσνє♡ゲーム
合格発表の日。



俺は自分の合格よりも
いるかもわからないあいつを探していた。
うちはマンモス校だから、すげー数の中で
あいつを見付けるなんて奇跡に近いかもしれない。
そう思っていたら……
見付けた!!
数メートル先で友達と合格を喜んでる
あいつを見付けたんだ。
もちろんそんな俺の事になんて
あいつは気付いてもいないだろうが……



そして入学式。



あいつの名前を探す。
あいつは6組……俺は10組……。
辛うじて同じ階だ。



しかし何の接点もないのにどうする……
いきなり話しかけてもキモいだけだ。
そんな事を考えてる内に時間だけが
どんどん過ぎていた。


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