あの甘い恋を思い出したら泣けてきた。
入学式当日〜

俺は神縁学園高校に入学した。

にしても神縁って神に縁を求めるみたいな感じでなんか嫌だよな。
まー、いっか

入学式も終わり自分の席につく俺。

最初は話すらする気なんてなかったから、勉強ばかりしていた。
高校からは友達をあまり作らず勉強だけに力を入れていこうと思って勉強をしていたその時、

女の子に話しかけられる。

『そこのガリ勉君ー?話そうよー』

あ、でた。こういうタイプ苦手なんだよな。

『な、なんでしょうか?僕勉強したいんですけど?』

『勉強なんかいいじゃん、面白いこと言ってよなんか』

早くどっかいけよ

『何こいつつまんな』

こいつ性格悪っ!こいつの名前は中原美香子。

美香子をきっかけに恋が芽生えるなんてこの時はまだしらない。

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