馬鹿な私と馬鹿な君**


始めて見る
校舎に私は
不安だった。


もう
いじめられ
たくない。


もう…
いじめられ
ないよね?


「藤本さん」


「はぃ・・」


「あなたは
1年3組ね?」


「あっ、はい」


「じゃあ、
あの左から
二番目の人の
所に行って」


「分かりました」


私は教師にしては
珍しい茶髪の
先生の所に行く。


「あの・・」


「わぁあ!?」


「藤本です」


「藤本さん?」


「はい。そうです」



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