忘れてた恋
次の日メールか返ってきた。

"初めまして、海野陽人です。
実はその本記憶がないんですけど…笑
でも預かってくれているのなら
白石さんの都合がいいところまで行きます。

僕は仕事の都合が付けられるので
いつでも何時頃でも構いませんが
ご都合いかがですか?"



「え〜、覚えてないの?
まあ、いっか。とりあえず返そう。」

"ちなみにこの本です。

仕事が来週の月曜日休みですが
夕方5時ごろいかがですか?
場所は上野でもいいですか?
改札出た先にあるカフェで待ってます"

本の写真も一緒に送った。

"その本見たことあるような、ないような…

分かりました。月曜、5時に上野に行きます"

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