忘れてた恋


「これ…」と本を渡した。

海野さんは「わざわざありがとうございます。
でもこの本俺持ってたかな〜」
って笑いながら頭を掻いた。


「ところでお腹減ってます?
お礼にご飯ご馳走させてください」


でも結局2人してあまりお腹が減ってなくて
カフェに入ることにした。


彼も煙草を吸うってことで
お互いにホッとした。
もちろん喫煙ルーム。
彼はアイスコーヒー、私はカフェオレ。



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