俺様上司に、跪いて愛を乞え
「教えてよ~ちょっとくらい。興味あるし…」

「そんなの、だって、教えるとかなんて……」

耳まで熱くなってきたのを感じて、目をそらすと、

「やだ…ホント、かわいくなったね。まゆ」

と、恵利に唖然とした口ぶりで話された。

「なんか…もう、わかった気がする…。あのウブなまゆが、ここまで色気出るなんて……部長、相当アレだよね…」

「アレって……」

「相当、エロティックだよね…」

耳元に、口を寄せて囁かれた。

一気に、真っ赤になるのに、

「ほら…やっぱりね」

と、見透かされたような顔をされた。

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