俺様上司に、跪いて愛を乞え
第2章 誘惑するは、誰にアリ
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「今日は、契約が取れたから、部で打ち上げに行くぞ! 手があいてる奴は参加しろ…いいか!」
「……飲み会の参加まで、有無を言わせないとか、何様なんだろうねぇ~…ホント」
恵利が、ぶつぶつ言う。
「ホントにさぁー、あの部長のこと好きとか思うなんて…あんたぐらいだって、まゆ」
反論ができない。
こないだ、『とっとと帰れ!』と言われたこともあって、新藤部長の俺様的な恐さは、嫌という程思い知らされていた。
「……飲み会の参加まで、有無を言わせないとか、何様なんだろうねぇ~…ホント」
恵利が、ぶつぶつ言う。
「ホントにさぁー、あの部長のこと好きとか思うなんて…あんたぐらいだって、まゆ」
反論ができない。
こないだ、『とっとと帰れ!』と言われたこともあって、新藤部長の俺様的な恐さは、嫌という程思い知らされていた。