俺様上司に、跪いて愛を乞え

「おまえさぁ、わかりやすすぎなんだよ…」


さらに顔を迫らせて、


「…ただ、そんなわかりやすくされても、おもしろくもないんで…」


耳元へ囁いたかと思うと、


「俺は、そんな生やさしくはないしな…」


と、両肩をつかんで押し出すようにして、距離を取られた。

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