俺様上司に、跪いて愛を乞え
第6章 Melty Kiss

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ーーその日は、朝起きた時から、体が熱っぽいような気がしていた。

だけど、部長に付いて取引先に行かなければならない予定があって、

もし休んだりすれば、また部長に怒られかねないようにも感じて、出勤をした。

新藤部長とは、あれ以来付き合うようにもなっていたけれど、

会社では叱られてばかりなのは変わりがなくて、気を抜くこともできなかった。

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