ピアスの秘密
あの泣きじゃくった日から約1ヶ月、里香に会う。
前と同じお店で待ち合わせ、今日は里香が先に座っていた。
「お待たせ。今日はせっかくの休みなのにごめんね。」
「すっきりしたみたいやね。」と里香は笑った。
「もう大丈夫。あのときの私は病んでたみたい。バカやね。」と私は言って、24日の出来事を全て里香に話をした。
里香は、
「キャー!すごい!うそぉー!」と何度も言っておもしろかった。
私も楽しくなって、次から次へと話をした。
そして最後に、公園から1人で帰ったこと、携帯の番号を教えてくれたこと、何ヵ月もその番号とにらみあうばかりで、電話できなかつたことも話した。
そして最後に、
「私1人がいい思いしちゃった。領くんと軽く友達になっとけば、里香に昌也くんを紹介できたのにごめんね。」
「ほんと残念。やっぱり別世界の友達作りは難しいね。」と里香は笑って言った。
「近くで見たら男前すぎて、友達になりたいなんて言えるもんじゃないよ。」と私もふざけて言った。
「なにより、ちひろが元気になってよかった。家出したらどうしようって心配したわ。」と二人で笑った。
こんな会話も楽しいなぁ。
前と同じお店で待ち合わせ、今日は里香が先に座っていた。
「お待たせ。今日はせっかくの休みなのにごめんね。」
「すっきりしたみたいやね。」と里香は笑った。
「もう大丈夫。あのときの私は病んでたみたい。バカやね。」と私は言って、24日の出来事を全て里香に話をした。
里香は、
「キャー!すごい!うそぉー!」と何度も言っておもしろかった。
私も楽しくなって、次から次へと話をした。
そして最後に、公園から1人で帰ったこと、携帯の番号を教えてくれたこと、何ヵ月もその番号とにらみあうばかりで、電話できなかつたことも話した。
そして最後に、
「私1人がいい思いしちゃった。領くんと軽く友達になっとけば、里香に昌也くんを紹介できたのにごめんね。」
「ほんと残念。やっぱり別世界の友達作りは難しいね。」と里香は笑って言った。
「近くで見たら男前すぎて、友達になりたいなんて言えるもんじゃないよ。」と私もふざけて言った。
「なにより、ちひろが元気になってよかった。家出したらどうしようって心配したわ。」と二人で笑った。
こんな会話も楽しいなぁ。