ピアスの秘密
「こんにちは、後一週間でオープンですね。順調ですか?」と雑居ビルのオーナー松本正幸が訪ねてきた。松本は同じビルの最上階で創作料理店を経営していた。とても人気のある店だった。
「こんにちは、もう後は商品整理と、スタッフとシュミレーションするだけになりました。」と里香は奥の部屋から出てきた。
松本は40才くらい、中肉中背でいつもおしゃれにスーツを着こなしてした。
そして時々、オープン前のこのサロンに顔を見せていた。
「前祝いと言うことで、今夜は食事にいきませんか?この近くに美味しい店があるんです。」
里香はまわりを気にしながら、
「わかりました。終わりしだいお電話します。」
「そうですか。じゃあ僕は上の事務所に居ますね」と帰っていった。
1ヶ月前にエステの社長と松本と私と三人で初めて顔をあわせた時から、いい感じの人だと思っていた。
ビジネスの話もできると思いながらも、少しうれしくてわくわくしながら仕事を続けた。
男の人に食事を誘われ、2人で行くなんて何年ぶりだろう…
その時、ちひろを思い出した。
ちひろと領くんはどうなったんだろう。
里香は2人が続いているとはと思えなかった。
「こんにちは、もう後は商品整理と、スタッフとシュミレーションするだけになりました。」と里香は奥の部屋から出てきた。
松本は40才くらい、中肉中背でいつもおしゃれにスーツを着こなしてした。
そして時々、オープン前のこのサロンに顔を見せていた。
「前祝いと言うことで、今夜は食事にいきませんか?この近くに美味しい店があるんです。」
里香はまわりを気にしながら、
「わかりました。終わりしだいお電話します。」
「そうですか。じゃあ僕は上の事務所に居ますね」と帰っていった。
1ヶ月前にエステの社長と松本と私と三人で初めて顔をあわせた時から、いい感じの人だと思っていた。
ビジネスの話もできると思いながらも、少しうれしくてわくわくしながら仕事を続けた。
男の人に食事を誘われ、2人で行くなんて何年ぶりだろう…
その時、ちひろを思い出した。
ちひろと領くんはどうなったんだろう。
里香は2人が続いているとはと思えなかった。