前向きに真面目に生きてきた主人公。理想の結婚を想像しておきながらも、気が付けばその理想の結婚年齢は過ぎていく。
全くその気配がない自分に焦りだけが募ってくる。そんな時に再会したのは過去に好きだった男性。だけど、その男は―――…
まっすぐに一生懸命に恋をしようと、結婚するためにその相手を見つけようとするものの、ことごとく不発に終わる主人公。その理由を知りながらも、それは決して認めるわけにはいかず―――…
実は箱を開けてしまえば、簡単なこと。なのに、それをより一層複雑化してしまう二人の関係。
いろいろと切ない展開ですが、だけど、最後の最後に「おいっ!」と突っ込んでしまいました。