金魚の見る夢
☆
☆
『忘年会しよう。』
そんな電話が真奈美からかかって来たのは年の瀬。
夕食の後片付けも終わり、まったりしていた時の事。
「今からで店取れる?」
『まあね。』
私の心配を余所に真奈美は強気だ。
『実は知り合いの居酒屋で確認済みさ。』
成る程ね。
「メンバーは何時もの?」
何となく、聞いた質問。
別に夫婦の間に居るのが嫌な訳じゃ無いけど。
何となく。
『あんた、誰か連れてくれば?』
はうっ。
結構、探り入れてる感じの真奈美。
なんだい、妙に鋭いねえ。
「ああ、考えとくよ。」
『ふーん、まあいか。』
パタパタ日取りと場所をメモる。
『じゃあ、相方は期待せずにいるから無理しない様に。』
「了解。」
はあ、何だか妙にドキドキした。
『忘年会しよう。』
そんな電話が真奈美からかかって来たのは年の瀬。
夕食の後片付けも終わり、まったりしていた時の事。
「今からで店取れる?」
『まあね。』
私の心配を余所に真奈美は強気だ。
『実は知り合いの居酒屋で確認済みさ。』
成る程ね。
「メンバーは何時もの?」
何となく、聞いた質問。
別に夫婦の間に居るのが嫌な訳じゃ無いけど。
何となく。
『あんた、誰か連れてくれば?』
はうっ。
結構、探り入れてる感じの真奈美。
なんだい、妙に鋭いねえ。
「ああ、考えとくよ。」
『ふーん、まあいか。』
パタパタ日取りと場所をメモる。
『じゃあ、相方は期待せずにいるから無理しない様に。』
「了解。」
はあ、何だか妙にドキドキした。