逆転恋愛 ~君との距離~




『好き』ってそんなに簡単なものだっけ?



あれ、私って陽奈生の事簡単に考えてたの?



そんなわけ、無いじゃない。



混乱しきった頭に追い討ちをかけるように笹原はいった。



「付き合って。」



器に移そうとしていた豆腐が一つ、落ちた。
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