逆転恋愛 ~君との距離~
「いらっしゃいませー!!」



あったかーい!



さっき冷えてしまった身体が徐々に体温を取り戻していく。



あら、?



コンビニの奥で「うーん、うーん。」と唸っているあの人は…。



近づいてみると…、やっぱり!



「平田大河!?」



そこにいたのは平田大河だった。



彼は一瞬肩を『ビクッ』と震わせてこちらを向いた。



「、憂!? お前、なんでここ、に!」



「いや、いたらダメだって言うの?」



ちゃっかり、『憂』なんて呼んでるし。
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