逆転恋愛 ~君との距離~
「そーじゃなくて、お前学校…」



「で、あんたは何してんの?」



彼が何か言ってるのを遮って私はそう言った。



『唸ってたみたいだけど?』



そう後に付け足して。



「いや、俺はお前の家に!」



「家?なんで、」



「いや、だから…、」



彼が言うには、先生がプリントを私の家に持っていこうとしたのを見つけて代わりに頼まれたんだと。
< 56 / 301 >

この作品をシェア

pagetop