逆転恋愛 ~君との距離~
「ひら、た…たいが…、」



息が少し荒くなる。



「は、なに!?」



「あつ、い。」



歪んでいく視界、



失っていく意識、



そんな中あなたが抱きとめてくれた。



「ひな、き…。」


ヒ ナ キ
遠くで『陽奈生』の声が聞こえた…、気がした。
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