君の名は。(仮)

平凡。




「いってきま〜す」

「いってらっしゃい」


何時もの言葉を投げかけて、投げ返されて
玄関の扉を開けて学校に向かう。


2年間通い続けている学校も通学路も2年前と何も変わらない。


「おはよ!梨々花!」

「おはよ〜、結夢」

梨々花と呼びかけられた私、北村梨々花(きたむらりりか)。


高校2年生。



そして結夢と呼ばれた彼女は


樫野結夢(かしのゆゆ)同じく高校2年生。


結夢とは幼稚園からの仲で、小さい時からモテモテの可愛い女の子。

小顔で真ん丸なおっきい瞳。それにまつげは長くてびっしり。
プルンとしたさくら色の唇、ちょっと小さめの鼻、何より毎日可愛くヘアアレンジされた腰あたりまである黒髪が男の子に人気だ。


こんなに整ってて性格いいなんて神様は不公平だよ…


まあそんな結夢が大好きなんだけどね?





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