花と光と奏で
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『帰ってきたら電話するからね』
明日から曾祖父母のいるイギリスへ行く紫音。
当初の予定通り仏訳になった歌と音。
「絶対だよ。
お曾祖父さんとお曾祖母さんによろしくね。
歌、喜んでくれるよ」
『うん』
私の言葉に紫音は本当に嬉しそうに微笑んだ。
見ているこっちまでホワッとあたたかくなる。
「先輩と帰りに待ち合わせしてるんでしょ?
最近紫音を独り占めされててムカつくんですけどぉ」
私がプゥッとむくれてそう言えば、キョトンとした紫音が、
『だからそんなんじゃないよ。歌を聞いてもらうだけだし』
「ムーーーっ。
何で私が一番じゃないのよぉ」
『それは先輩にいろいろ協力してもらったから。
そのお礼だよ?』
「お礼ね。まぁいいや。
だけどまた私にも聞かせてね?
明日は気をつけて行ってらっしゃい」
『帰ってきたら電話するからね』
明日から曾祖父母のいるイギリスへ行く紫音。
当初の予定通り仏訳になった歌と音。
「絶対だよ。
お曾祖父さんとお曾祖母さんによろしくね。
歌、喜んでくれるよ」
『うん』
私の言葉に紫音は本当に嬉しそうに微笑んだ。
見ているこっちまでホワッとあたたかくなる。
「先輩と帰りに待ち合わせしてるんでしょ?
最近紫音を独り占めされててムカつくんですけどぉ」
私がプゥッとむくれてそう言えば、キョトンとした紫音が、
『だからそんなんじゃないよ。歌を聞いてもらうだけだし』
「ムーーーっ。
何で私が一番じゃないのよぉ」
『それは先輩にいろいろ協力してもらったから。
そのお礼だよ?』
「お礼ね。まぁいいや。
だけどまた私にも聞かせてね?
明日は気をつけて行ってらっしゃい」