感染学校~死のウイルス~
「空音、行こう」


あたしは空音の手を掴んで体育館の出口へと向かった。


みんなは準備室に群がっているから気が付かない。


「行くってどこへ?」


「購買」


空音の言葉にあたしは小さな声でそう返事をしたのだった。
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