感染学校~死のウイルス~
いくら感染していても、少女1人が男3人にかなうとは思えない。


知らない内に険しい表情になっていたようで、空音が心配そうに「大丈夫?」と、聞いて来た。


空音は何も気が付いていないようだ。


「だ、大丈夫だよ」


あたしはそう言い、無理やり笑顔を作った。


辻本先生がそんなひどい事をするなんて思いたくはなかったけれど、疑念を晴らす事も今はできなさそうだった。
< 135 / 284 >

この作品をシェア

pagetop