感染学校~死のウイルス~
あたしはその後ろ姿を見送って大きく息を吐き出した。


まだ2日しかたっていないのに、次から次へと生徒たちがいなくなる。


最初は生徒が15人以上いた体育館の中も、今では10人くらいになっている。


あたしと空音は寄り添うように座り、先生たちが戻って来るのを待ったのだった。
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