感染学校~死のウイルス~
☆☆☆
5月11日。
ゴールデンウィークが終わり、昨日から学校が始まっていた。
休みボケは直らず、あたしは学校の制服を身に付けながら大きな欠伸を1つした。
外はとてもよく晴れていて、休みの日ならこれからどこかへ遊びに行こうと考えて、すぐに目が覚めていたことだろう。
だけど今日は学校だ。
いい天気であることも嬉しくなくて、あたしはため息を吐き出した。
さっきからなんども欠伸とため息を繰り返していることに気が付いて、少しだけおかしくなって笑った。
いくら体内から酸素と二酸化炭素を吐き出したって、今日の予定は変わらない。
それよりも、早くしないと遅刻してしまいそうだ。
あたしは重たい体を無理やり動かして、自分の部屋を出たのだった。
5月11日。
ゴールデンウィークが終わり、昨日から学校が始まっていた。
休みボケは直らず、あたしは学校の制服を身に付けながら大きな欠伸を1つした。
外はとてもよく晴れていて、休みの日ならこれからどこかへ遊びに行こうと考えて、すぐに目が覚めていたことだろう。
だけど今日は学校だ。
いい天気であることも嬉しくなくて、あたしはため息を吐き出した。
さっきからなんども欠伸とため息を繰り返していることに気が付いて、少しだけおかしくなって笑った。
いくら体内から酸素と二酸化炭素を吐き出したって、今日の予定は変わらない。
それよりも、早くしないと遅刻してしまいそうだ。
あたしは重たい体を無理やり動かして、自分の部屋を出たのだった。