オレの学園生活は大変です!




「特待生制度…。ジラソーレ学園ではそう言う制度があってな理事長が推薦する生徒が見事受験に合格すれば入学金もろもろすべて免除って制度なんだ。」




「そして、その理事長は音雪だろ?その音雪は1人だけ推薦するつもりらしい。」




すると夜鷹さんの目線がオレをとらえた。




「その生徒とは…星衣、お前の事だ。」




これは、ムッ君がオレにくれたチャンス。




「……その、受験に合格すればお金…払わなくていいんだよな?」




「あぁ。」




「…夜鷹さんがお金を払わなくてもいいんだよな?」




「あぁ。」




またオレに優しい笑顔を見せてくれた。




「受験は一般で受けるより超難問だぞ?それでも受ける覚悟はあるか?」




「ありまえだろっ!オレこの受験を受けて、何がなんでも受かってやる!!」




「ふっ、そういうと思った。星衣なら絶対受かる。頑張れよ。」




「おうっ!」




そうしてオレの受験への猛勉強が始まった―――。




―――――――――――――――
――――――――――
――――――――
< 17 / 33 >

この作品をシェア

pagetop