愛し、愛されたのは優しい死神でした。

「じゃ珈琲をいただけますか?」

『はいっ☆律さんはブラックでしたよね?』

「よくご存知で♪ありがとうございます☆…岳、ティナを起こしてくれ。あと風呂掃除♪一瞬でも玉葱から逃げられるぞ?♪」

「!!!ん,了解☆」

岳は素早く席を立ち、そそくさとその場から離れた。
この瞬間を待っていたのか律さんは私に話しかけてきた。
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