愛し、愛されたのは優しい死神でした。

黒髪だと思ってたんだけどな。見れば見る程綺麗で髪質も良くて羨ましい…と無意識に手がその髪に触れていた。

「…ん?…フッ」

あれ?今律さん笑った?…と考えていたその時…

「っ!!ぁぁぁぁぁあああ~っ!!!?」

…またもや本日2度目の岳の叫び声が響いた。何事かと思って方向転換をしようと体をねじろうとしたけど何故か腰に違和感があって動けない。

…あれ…??
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