愛し、愛されたのは優しい死神でした。

「律~っ!!!ルナの腰に!ガッチリ手回して何しようとしてんだよっ?!!」

…腰に手を…?

「そんでもってルナ~!!!あんたもあんたで!!兄貴の髪触ってうっとりしてんじゃねー!!」

『っ!!?あっ…』

岳に言われて自分の行動に恥じらいを実感した私は慌てて手を引っ込めて謝罪した。

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