愛し、愛されたのは優しい死神でした。

「今ルナさんに必要な事とか困ってる事とか私に出来る事なら何でも良いですよ?」

必要な事……。

『…えっと…じゃあ…さっきも言ってたんですけど…まだちょっと怖いので…今夜は…一緒に居てほしいです…』

「御安い御用です♪…さてじゃ次は私のお願いですね」

悪ふざけした事は言ってこないだろう…と思っては居ても身構えてしまう。
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