愛し、愛されたのは優しい死神でした。
とにかく何か食べていないと落ち着かないのか、どこからともなくクッキーを取り出して口に放り込んでいる。
「俺が煮詰まっても何の解決にもならないよな…。俺達はただの案内人…だもんな」
「そうだよ。…俺達は見守ろうよ?彼女のタイミングで打ち明ける日が来るから☆」
「…そうだな」
珍しく岳の言う言葉が心にすんなり溶けて納得した。
一番悩んでいるのは彼女自身に間違いない。
俺達は俺達の仕事をしよう―。
………。