愛し、愛されたのは優しい死神でした。


「顔真っ赤♪どーした?ほら、プリン取りに行こう?」


『…ぅ…ぅんっ…!』


素直に後ろをちゃんと付いてきてるし。敬語も使わないで返事もするし可愛いな♪少しずつ自分で変わろうとしてる。……これなら、あの人も安心するかもしれないな。



冷蔵庫にあるプリンを2つトレイに乗せ、部屋に戻るとソファにまたちょこんと座った。


しかも…俺とかなり距離をとって(笑)
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