愛し、愛されたのは優しい死神でした。
《番外編》~after♡story~
☆ルナside☆
「それでは!可愛い妹と!元死神兄弟の天界入りを祝して!」
「「乾っ杯~~!!」」
『か乾杯っ…♪』
お姉様の掛け声と共に互いに飲み物が入ったグラスを傾け合い小さな音を鳴らし合った。
お姉様と律さんはワイン。私と岳はオレンジジュース。
『…岳もジュースで良いの?お酒飲める年齢だよね?』
「俺、お酒苦手なんだよね。身震いしちゃうんだ…」
すると、ちょっと恥ずかしそうに俯いてオレンジジュースを流し込んだ。