気になる彼は、左利き!?
「は、はい。」
その笑顔反則です!!
途中で別れてお互いの部署に戻った。
廊下で歩きながら考えていた。
あれって私のこと仲間意識をされたって
ことだろうか?それとも恋のチャンス?
嘘っ……まさかの展開に心臓がドキドキと激しく高鳴る。
う、嬉しい……。
しかも名前……可愛いとまで言われちゃった。
キャーどうしょう!?
池上さんとは、以外にも共感することが多く
一緒に居てとても楽しかった。
なおさらドキドキが止まらなくなっている。
頭の中は、さっきの池上さんの笑顔でいっぱいだ。
これがチャンスなら
もっと仲良くなりたい。
「嘘っ!?明里ったらいつの間に?」
部署に戻ると美久と紗江に、この事を話した。
ちなみに池上さんの事が気になっていたことを
話すのは、今が初めてだ。
「ちょっと、紗江声が大きいから……」
声が大きいから慌てる。
今は、自分のデスクで仕事中だ。
「あ、ごめん……。でも、意外だわ!?
まさかいつの間に池上さんの事が好きだったなんて。
ってきり、あんたも柏木さんだと思ってたのに」
た」
「だから違うって……」