オオカミくんのトリコ
「あ、朝陽!?帰ってきてたの?」
「今帰ってきた。なつかしーなここ」
朝陽、覚えててくれたんだ……
朝陽と私は小さいころからしょっちゅうケンカしていたから、私が拗ねたり泣いたりするのはいつもここだった。
小学校高学年になると泣きも拗ねもしないからこの部屋に来る回数は減ったんだ。
「さ、下戻ろう!お菓子食べようよ~」
「賛成!!」
結衣と沙耶は勝手に決めて下に降りていった。
「やれやれ」
「お菓子は俺も食べたいなぁ〜」
ニコニコしてる駿くんと呆れ顔の美紀も降りていって、朝陽と2人きりになった。
「今帰ってきた。なつかしーなここ」
朝陽、覚えててくれたんだ……
朝陽と私は小さいころからしょっちゅうケンカしていたから、私が拗ねたり泣いたりするのはいつもここだった。
小学校高学年になると泣きも拗ねもしないからこの部屋に来る回数は減ったんだ。
「さ、下戻ろう!お菓子食べようよ~」
「賛成!!」
結衣と沙耶は勝手に決めて下に降りていった。
「やれやれ」
「お菓子は俺も食べたいなぁ〜」
ニコニコしてる駿くんと呆れ顔の美紀も降りていって、朝陽と2人きりになった。