オオカミくんのトリコ
「いーなー羽衣は!!夕月くんみたいなイケメンと幼なじみで、さらに同居までしてるなんてー」
「よくないよ!!結衣にはいつも言ってんじゃん!ドSで俺様な朝陽の本性!!私がいつも下僕扱いされてること!」
「イケメンがドSなら問題ないでしょ?」
なんだよその考え方。
「それも夕月くんなりの愛情表現かもよ?」
「ない、ない、絶対にない!!」
「朝陽は私のこと嫌いだもん」
だから意地悪してくるに違いない。
「部活の時いっつも羽衣が外眺めてるのは?」
「そ、れは……」
私は料理が好きなのと、料理の腕を上げたいからという理由で調理部に入った。
結衣と仲良くなったのもそこで。
「サッカー部ってか夕月くんを見るため、でしょ?」
朝陽はサッカー部。駿くんも。二人そろっていつもつまみ食いしに来る。
「朝陽のことみてるわけじゃないもん。サッカー観戦が好きなだけ!!」
「ふーん……素直にならなきゃ、そのうち後悔することになるよ」
「え?」
「なんでもない」
「よくないよ!!結衣にはいつも言ってんじゃん!ドSで俺様な朝陽の本性!!私がいつも下僕扱いされてること!」
「イケメンがドSなら問題ないでしょ?」
なんだよその考え方。
「それも夕月くんなりの愛情表現かもよ?」
「ない、ない、絶対にない!!」
「朝陽は私のこと嫌いだもん」
だから意地悪してくるに違いない。
「部活の時いっつも羽衣が外眺めてるのは?」
「そ、れは……」
私は料理が好きなのと、料理の腕を上げたいからという理由で調理部に入った。
結衣と仲良くなったのもそこで。
「サッカー部ってか夕月くんを見るため、でしょ?」
朝陽はサッカー部。駿くんも。二人そろっていつもつまみ食いしに来る。
「朝陽のことみてるわけじゃないもん。サッカー観戦が好きなだけ!!」
「ふーん……素直にならなきゃ、そのうち後悔することになるよ」
「え?」
「なんでもない」