FEEL《上》
「おい、さっさと表出ろや。」


「えぇ——…面倒くさい。」


「あぁ”?」




ガンッ!!と音がして、ゴウを視界に捉えると、足元の机が倒れている。



その小さな机をゴウは睨んでいる。




「さすがにそれは許せないなぁ。」




落ち着いたヤマトの声を耳が拾うと、いつの間にかゴウは頭を抑えていた。




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