FEEL《上》
獣牙
沙菜side
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
翌日、いつもの場所にみんなが集まった。
「………昨日のこと。」
律はいつもの無表情で私達を見た。
「なんだよ、」
ゴウは朝だからか少し機嫌が悪い。
「………FEELをチーム名にする。」
これは頭が痛い。
「「「「…………。」」」」
久しぶりの律の長文に私達は絶句。
「えっ!?」
最初に口を開いたのはシウ。
「どどどどどどゆことっ!」
「………そのままの意味。」
「意味がわからないっ!
一目置かれていても、そっちの世界には入らないって言ってたでしょ!」
「………状況が変わった。」
律が謝ると部屋には沈黙が訪れた。
「いいんじゃねぇの。」
するとゴウが律を見つめていった。
「俺は律について行くって決めてんだ。」
『私も…同じ。』
ゴウに続いて私が言うと、シウは顔を歪めた。
きっとシウ自身がその世界に入るのが嫌なわけじゃない。
シウも私達のように律について行くとあの時に誓ったから。
きっと律が心配なんだよね。
私も同じ。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーー
翌日、いつもの場所にみんなが集まった。
「………昨日のこと。」
律はいつもの無表情で私達を見た。
「なんだよ、」
ゴウは朝だからか少し機嫌が悪い。
「………FEELをチーム名にする。」
これは頭が痛い。
「「「「…………。」」」」
久しぶりの律の長文に私達は絶句。
「えっ!?」
最初に口を開いたのはシウ。
「どどどどどどゆことっ!」
「………そのままの意味。」
「意味がわからないっ!
一目置かれていても、そっちの世界には入らないって言ってたでしょ!」
「………状況が変わった。」
律が謝ると部屋には沈黙が訪れた。
「いいんじゃねぇの。」
するとゴウが律を見つめていった。
「俺は律について行くって決めてんだ。」
『私も…同じ。』
ゴウに続いて私が言うと、シウは顔を歪めた。
きっとシウ自身がその世界に入るのが嫌なわけじゃない。
シウも私達のように律について行くとあの時に誓ったから。
きっと律が心配なんだよね。
私も同じ。