FEEL《上》
Start.3

*野生の”鴉”

鴉の男side


たった今聞いた話をもう一度思い出し、笑みが零れる。




『やっとか……やっと来たな…。』


「はい…”あいつら”は良くても俺らは動けないですからね…。」




斜め前の1人用のソファに座る男が嬉しそうに言った。




『よく聞け、今から一週間後だ……、








FEELを襲撃する。』




鴉の男side end.
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