ちぐはぐ
ヤバイ…
泣きそう…
「あ、そんな真剣に考えないで!わかってるから!」
「ち、違うの!笹山くんが嫌いな訳じゃないよ!」
慌てて笑顔で否定する
バカみたい…
「笹山くんのこときらいじゃないよ!むしろ仲良くしたい」
「でも今日1限ぐらいからずっと冷たいし」
「それは…その…」
「ん?なんだ?言ってみ?」
俯いたあたしの顔を覗き込んできた
ヤバイよ!心臓破裂しそう…
ドキドキがとまらない
「えっと、ご、ごめんなさい!」
「え?」
「だって、私の隣に座ってたから笹山くん、文化祭実行委員になっちゃった。
だから…怒ってると思って…」
「別に俺怒ってないよ?」
「え?」
「そりゃ、最初めんどくせーとか思ったけどなんか徐々にこーゆー思い出もあっても悪くないかなーって」
「本当に?」
「ホントホント」
「よかったぁ〜」
「じゃあさ改めまして、俺笹山魁斗」
「改めまして、篠田帆乃。
よろしくね笹山魁斗くん」
「よろしく。篠田帆乃ちゃん」
『篠田帆乃ちゃん』
笹山くんがフルネームで初めて呼んでくれた。
やっぱり笹山くんはあたしのこと覚えてないんだー
それでもいい、笹山くんが覚えてないならあたしも思い出にする。
そして今日から『かいくん』としてじゃなくて『笹山魁斗』として、新たに思い出を作っていく
笹山くん、よろしくね
軽い気持ちになった…なのに…
「今年から文化祭実行委員は学校行事全ての運営をすることになった。
仕事は文化祭だけじゃないからな」
一気におもーくなりました
泣きそう…
「あ、そんな真剣に考えないで!わかってるから!」
「ち、違うの!笹山くんが嫌いな訳じゃないよ!」
慌てて笑顔で否定する
バカみたい…
「笹山くんのこときらいじゃないよ!むしろ仲良くしたい」
「でも今日1限ぐらいからずっと冷たいし」
「それは…その…」
「ん?なんだ?言ってみ?」
俯いたあたしの顔を覗き込んできた
ヤバイよ!心臓破裂しそう…
ドキドキがとまらない
「えっと、ご、ごめんなさい!」
「え?」
「だって、私の隣に座ってたから笹山くん、文化祭実行委員になっちゃった。
だから…怒ってると思って…」
「別に俺怒ってないよ?」
「え?」
「そりゃ、最初めんどくせーとか思ったけどなんか徐々にこーゆー思い出もあっても悪くないかなーって」
「本当に?」
「ホントホント」
「よかったぁ〜」
「じゃあさ改めまして、俺笹山魁斗」
「改めまして、篠田帆乃。
よろしくね笹山魁斗くん」
「よろしく。篠田帆乃ちゃん」
『篠田帆乃ちゃん』
笹山くんがフルネームで初めて呼んでくれた。
やっぱり笹山くんはあたしのこと覚えてないんだー
それでもいい、笹山くんが覚えてないならあたしも思い出にする。
そして今日から『かいくん』としてじゃなくて『笹山魁斗』として、新たに思い出を作っていく
笹山くん、よろしくね
軽い気持ちになった…なのに…
「今年から文化祭実行委員は学校行事全ての運営をすることになった。
仕事は文化祭だけじゃないからな」
一気におもーくなりました