ちぐはぐ
episode2
「あつーい、だるーい、もうやだー」
「うっせぇなー、俺もあついっての!」
5月ー
今日は体育祭。
初めての委員会の日、言われた通り、とてつもなくめんどくさい。
あの日から笹山くんともだいぶ話せるようになった
「なぁー、篠田」
「んー?」
「このコーン片付けたいんだけどさ手伝ってよ」
「笹山くん、人に物事を頼む時にはそれなりの言葉を「いいから早く」」
渋々コーンをもつ
笹山くんは時々Sなところをみせる
でも不覚にも少しキュンとしてしまう…
それが仕方なく悔しい…
「よいしょっと!ふぅ〜体育倉庫の中って涼しいな」
「日陰になってちょうどいいね!」
「ちょっとここで涼みがてらサボるか!」
笹山くんがそう言って意地悪な笑みを浮かべる
「だーめ!ほら、戻って仕事仕事!」
「え〜、帆乃ちゃん、ちょっとサボろーよ」
「‼︎」
い、いま帆乃ちゃんって呼んだ?
恥ずかしい…
「あたし、戻るね!陽葵に呼ばれてるから!」
「あ、ちょっと待てよ!」
笹山くんが何か言っていたけどあたしは体育倉庫をあとにした
帆乃ちゃんかぁ…
笹山くん…そう言っても全然思い出す素振りなかったなぁ
「うっせぇなー、俺もあついっての!」
5月ー
今日は体育祭。
初めての委員会の日、言われた通り、とてつもなくめんどくさい。
あの日から笹山くんともだいぶ話せるようになった
「なぁー、篠田」
「んー?」
「このコーン片付けたいんだけどさ手伝ってよ」
「笹山くん、人に物事を頼む時にはそれなりの言葉を「いいから早く」」
渋々コーンをもつ
笹山くんは時々Sなところをみせる
でも不覚にも少しキュンとしてしまう…
それが仕方なく悔しい…
「よいしょっと!ふぅ〜体育倉庫の中って涼しいな」
「日陰になってちょうどいいね!」
「ちょっとここで涼みがてらサボるか!」
笹山くんがそう言って意地悪な笑みを浮かべる
「だーめ!ほら、戻って仕事仕事!」
「え〜、帆乃ちゃん、ちょっとサボろーよ」
「‼︎」
い、いま帆乃ちゃんって呼んだ?
恥ずかしい…
「あたし、戻るね!陽葵に呼ばれてるから!」
「あ、ちょっと待てよ!」
笹山くんが何か言っていたけどあたしは体育倉庫をあとにした
帆乃ちゃんかぁ…
笹山くん…そう言っても全然思い出す素振りなかったなぁ