地味男の豹変〜隠された甘いマスク〜
「食べたしゲームでもするか?」
「えっ?」
「この前に玲美と一緒にゲームしただろ?久しぶりしたら面白かったし明日は休みだし一緒にしようぜ?」
「う、うん」
あまりにも楽しそうに言うから一緒にゲームをした。
二時間くらい二人でゲームをして楽しんだ。
「あー楽しかった。それから今日は泊まるからな?」
「な、何で?」
「だってビール飲んだし運転できないしな」
「……」
私は言葉を失った。
だって好きって気づいたら一緒に寝なくてもドキドキしてしまう。
「実はいつでも泊まれるように車に荷物だけ置いてるんだ。だから着替えもあるし今日は泊まるからな?暫く会えなかったし、玲美が俺を好きに早くなってもらえるように、前にも言ったけど仕事と睡眠以外の玲美の時間は俺が予約するから」
「……だよ」
「ん?」
「もうとっくに陽を好きって言ってんの!じゃあ私は寝るから戸締まりよろしく」
「え、ちょ、玲美っ」
そう陽が叫んだが、私は二階の自分の部屋に行ってベッドに潜ると布団を頭からかけた。
あードキドキした。