運命の輪

兄様、母様と父様は？
人間共に殺されたんだ･･･
そんな･･･薫！薫は？
薫は、まだ行方がわからない
そっか・・・
きっと何処かにいるはずだすぐに見つけだすからな？！
うん
これからどうするの？
一旦お前を屋敷に連れていく
わかった
着いたよ。じゃあ、着物に着替えたら
こっちに来させて
はい。わかりました
姫様、お手をお上げくださいませ。
うん。
終わりました。
では、行きましょうか。
兄様？これはなんですか？
ん？それは、封印だよ？
お前の中の奴がでてこないようにね
奴？
思い出せない？
なら、今度教えるよ
わかった
明日から学校だよいつも通り桜季学園には通ってもいい。でも、ぼくも行くからね？
本当！？兄様と一緒だー！
兄様、今日一緒に寝てもいい？
いいよ？でも、どうしたの？
久しぶりに家族にあえたから嬉しくて
ふふっ千鶴は130年たっても千鶴のまま、か
？
なんでもないよ。
じゃあ寝ようか？
うん。おやすみなさい
おやすみ、千鶴
僕がお前を守るよたとえ血がつながってなくても僕がお前を好きなのは変わらないから。