嘘つきトライアングル

「まず日向!!!あんたさっきからずっとどこ見てんの?!見てくる他クラスの女の視線気になるのは分かるけど今は練習だけに集中しなさい!!あと、見られてるのあんたじゃなくて翔だから!!」

「す、すいません」

ひ、日向、、
私たちが練習を始めると周りにちらほら女子が集まってこっちを見てたのはそういうことか!


「次!翔!!あんたは時計を見過ぎ!!
部活に行きたいのは分かるけどそれはみんな同じ!!だって私たちみんなバスケ部でしょ!!
次時計見たらあんたの目にアイマスクつけるわよ!!」

アイマスク付けたら前も見えないんじゃ…
っというツッコミは置いといて

「チッ、分かったよ」

流石の翔も美月には勝てないみたい


「そして結衣!!」

え、私もあるの?!

「結衣は色々考えて焦りすぎ!!優勝とかそんなのは今はどうでもいいのよ!
今はゴールまで走れるかどうか!!」


確かに美月の言う通りだ
私焦ってた、みんなに迷惑かけたくないとか優勝しなきゃとかって


『美月ありがとう』
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