三次元のキミに恋をして。

｢はーい、今から委員決めすんぞー｣

そう！一緒の委員になる事！

難しいかもしれないし、可能性も低いけど、やってみるだけいいよね！
私は、別に委員が面倒臭いとかそんなの思ってないし！
こう言う運試しなら、アニメの一番くじとか結構やってるし？
それに、多分委員やるって人は少ないと思う。

だから...

これこそ、勝手な思い込みだけど...
成海君は、本当は優しい人だと思うから、こう言う時自分から手上げるんじゃないかなって思った。

｢学級委員はこの2人でいいな？｣

私が考えてる間に、一番なりたいって人がいない学級委員が決まってた。
男の子は、クラスで一番頭も良くて真面目な田中君。
女の子は...

｢あっ...｣

あの時、成海君に話しかけた女の子。
花園 姫咲さん。
今さらだけど、とっても可愛い。
噂によると、学年一の美少女みたい。