三次元のキミに恋をして。
「な、成海君!しりとりしよーよ!」
思いきって提案してみたけど...
「...えっ...」
急に、喋った私に成海君は何言ってんだ?って表情。

「えっ、えと..ただ、草むしりしてるだけじゃ楽しくないかな〜って思いまして〜」
本当は、成海君と話したいだけだけど...
べ、別に、好きとか言うんじゃなくてね!って私は、ひとりで何考えてんだ...

「い、嫌ならいいや...急に、ごめんね...」
ひとりで突っ走ってるみたいで恥ずかしくなった私は、俯いた。
い、今、絶対顔赤いもん...

「いいよ...やろ。」

えっ...?
成海君から、出てきた言葉に驚いてすぐに顔をあげる。
そこには、いつもの成海君の顔があったんだけど...

いつもより、楽しそう...?

なんて、思ったんだけど...気のせい?

頭が、ごちゃごちゃになってるんだ...

「綾瀬?...やらないの?しりとり」
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