三次元のキミに恋をして。
「あと、自分の好きなものには誇りを持たないと、かわいそうだろ?」
彼は、またにっこりと笑った。
その笑顔が、小学生の私の胸に焼き付いた。
。.゚+:✿。.゚+:✿。.゚+:✿。.゚+:✿。.゚+:✿。.゚+
あの日からすぐに、夏休みに入ってしまって向井君にお礼が言えていなかった私は、学校に来てすぐに言おうと思ったんだけど...その日から、向井君は学校に来なかった。
そして、数日後に転校したことを知らされた。
胸にはポッカリと穴があいたような感じがした。
「ありがとう」
って一言が言えなくて。
それが、とても悔しかった。
いつか、また会えるのなら、
「ありがとう」の一言を────
向井君がいなくなった今、私が感じてるこの気持ちの正体がわかる日はくるのかな。
また、君に会える日まで、君がくれた言葉を胸に私は生きていこう、そう思った。
彼は、またにっこりと笑った。
その笑顔が、小学生の私の胸に焼き付いた。
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あの日からすぐに、夏休みに入ってしまって向井君にお礼が言えていなかった私は、学校に来てすぐに言おうと思ったんだけど...その日から、向井君は学校に来なかった。
そして、数日後に転校したことを知らされた。
胸にはポッカリと穴があいたような感じがした。
「ありがとう」
って一言が言えなくて。
それが、とても悔しかった。
いつか、また会えるのなら、
「ありがとう」の一言を────
向井君がいなくなった今、私が感じてるこの気持ちの正体がわかる日はくるのかな。
また、君に会える日まで、君がくれた言葉を胸に私は生きていこう、そう思った。