三次元のキミに恋をして。
困ったように首を斜めに傾けた成海君が、聞いてきた。

「...や、やります...」

答えたけども...その前に、その仕草...反則だよ..
漫画とかで、こんな仕草をする男の子によく女の子が胸きゅんしてるじゃん!

な、成海君って危険な人だ...

でも、成海君の色んな表情を見れて楽しいかも!とも思ってる

「じゃあ、私から行くよー?しりとり!」

それから、私たちは草むしりが終わるまで、「ん」で、終わってしまってもどっちからともなく、しりとりをまた始めていた。

「ふぅ...」

「つ、疲れた...」

時間は、もうすぐ6時。

私たちは、草むしりを2時間くらいやってたみたい。
周りに人はいなく、私たち2人だけみたい。

「もう、6時なんて気づかなかった...」

「俺も...しりとりしてたからかな...」

「そっか...楽しかったな〜」
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