三次元のキミに恋をして。

｢美鈴、あい変わらずだね…そのバッグ｣

しぃちゃんは、私のバッグを指さした。

自分のバッグに目をやるとジャラジャラとつけられた好きなアニメのキーホルダー。

｢これ、可愛いでしょ？？新作なの！！この前見つけて勢いで買っちゃった！！今一番のお気に入りのキーホルダーなんだよねー！！家にも、このアニメのグッズいっぱいあってー｣

キーホルダーを触りながら、興奮気味に話す。

｢へー、そうなんだ。さすが美鈴！｣

しぃちゃんは、あはははって笑いながら言った。

そう……私は言わいるオタク女子。

自分でも、自覚してる。
私の場合、幅広くアニメや漫画が好きで自分の部屋は結構ヤバイかも…… しれない……
普通の人は入れられないレベル…だと思う。
そして…未だに初恋もまだ…なのかな……
よくわからない。あれは、私の初恋だったのかな？
って過去のことはいいや。